海岸工学研究室は,2004年4月から始まった研究室で,いつの間にか古株の研究室になってしまいました.担当教員の水谷は,少しずつ経験を積んでそれなりに上手く学生の皆さんを指導することが出来るようになったような気がしています. 前置きが長くなりましたが,私の研究室では学生の皆さんの視点に立って指導することを方針としています.卒業研究の指導を始め,就職支援などに取り組みたいと思っています.希望する人には,エントリーシートや履歴書の書き方,小論文対策など勉強以外のことも支援しています.また,3年生以下の諸君にも私の部屋を訪ねてくれれば,どんな質問にも答えるよう努力したいと思っています. 卒業研究は,「自分で考え」,「自分で調べて」,「人にわかりやすく説明する」ことを目的としています.そのための課題を”流体”の分野から拾い出してくるに過ぎません.したがって,会社に入ってすぐに役に立つようなことは少ないかもしれませんが,上で挙げた目的を達成する方法は会社に入ってからも必ず役に立つと思います. それには,まず一生懸命に取り組める人を希望します.「他の人と比べて自分は大変だ」とか「損している」と感じる人は向いていません.それとパソコンを駆使して研究を進めますので,プログラムの作成やソフトの使い方など,パソコンを使いこなしてみたい人が向いています.4年生になって研究室に配属された時点では,パソコンを使えなくてもかまいません.しかし,パソコンを使うのがとても嫌いな人は向いていないかもしれません.同様に,海岸工学研究室ですので,水理学の知識が多少なりとも必要になります.水理学の単位が取れていなくてもかまいませんが,水理学がどうしても嫌いな人には向いていないかもしれません.いずれにしても,また一から勉強したいという気持ちと姿勢があれば,何ら問題はありません. 高い授業料を払って大学に来ていることを忘れないで下さい.払った分の実力と教養を身につけて社会に出て行ってほしいと思っています.君たちには,十分にその素質と力があると思いますし,卒業生を見ていても,社会で十分活躍できる力があると思っています. |
上の文章を読んで,私と話をしてみたくなった人は,いつでも相談に乗りますので,研究室を訪ねてきて下さい. |