卒業式の手紙

2018年3月19日：　 　小雨がぱらつく中，最後までもって！と祈りながらの卒業式でしたけど，今年も無事にたくさんのお別れをしてきました．中庭でたくさんの卒業生と写真が撮れてよかった． 　「やっと終わった〜！」と喜ぶ卒業生がいる一方で，大学生が終わってしまう寂しさを隠そうとしない学生もいて，それぞれがそれぞれの思いを持って社会へ出て行く背中をたくさん押しておきました． 　今年は，ある学生から絵葉書に手紙をもらいました．見かけとは裏腹な，とても，とても繊細な学生で，力を持てあましているのに，その持てあましている力の向け方をいつも探している感じでした．そんな彼ともこの一年たくさん話をしてきましたが．．．手紙は，ちょっと読めないですね． 　以前，ゼミで担当した全ての学生に，一人ずつ社会へ出て行くための応援の手紙を書きかけたことがありましたが，書いている途中で泣けてきちゃって，やっぱり書けませんでした．こういう手紙は，書くのも，もらうのも，もうダメですね． 　きっと，また遊びに来てくれますので，その時はラーメンをごちそうしてもらうと約束してくれました． 　みんな，卒業おめでとう．春から頑張って下さい．