グリーンムーバ(広島電鉄)


(1)  広島電鉄用低床式LRV。ドイツSIMENS社製のコンビーノである。広電での愛称はグリーンムーバ。
(2)  何といっても床面が低いのが特徴である。
(3)  車輪は座席の下に収められている。
(4)  床下には機器類がないので、真っ平らである。
(5)  座席下に収められた車輪には、左右の車輪をつなぐ車軸がないので、モータは車輪と直角方向に設置されている(左写真の黒い箱)。 車輪は外側と内側の間にゴムが挟まれた低騒音の車輪。ゴムが挟まっているので、駆動用の電流を逃がすためにわざわざ車輪の内側と外側を結ぶ電線が取り付けられている。
(6)  左:短い車軸があるだけで、左右をつなぐ車軸がない。車輪の外側にギアボックスがつく。
 右:非常用にレールブレーキが備えられている。
(7)  運転席はすっきりしている。
(8)  左:日本の独自仕様の装置も付く。
 右:ATS車上子。
(9)  床下に機器が無い分、屋根上には機器が満載である。
(10)  SIMENSで製造され、日本に運ばれた後、国内で日本独自の機器類を設置。現在、広島電鉄で運用中である。
(撮影日:2001年6月)

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