防災」タグアーカイブ

「東京一極集中の是正」経済同友会が提言

情報源: 「東京一極集中の是正」経済同友会が提言|日テレNEWS24

首都機能移転には約10兆円かかるそうで,今まで国会の移転を決議しながらも実現に至っていない原因は「10兆円のお金が出ない」からだったわけだ.

そういえば,コロナ対応予備費で10兆円も確保してたよねぇ.

今回のコロナ騒動で,本気になれば10兆円くらいの資金を確保することは不可能ではないということが期せずして証明されてしまったわけで,同時に,これまでは本気ではなかったということも証明されてしまった.

この記事で出てくる「災害に強い(!?)とされる多摩丘陵」が適切かどうかについてはちょっと怪しいとは思うが,一極集中がマズいということは少なくとも財界でも確認されたわけだ.

※多摩丘陵って,ホストとなる東京の都心があって初めて機能する地域なので,そこだと抜本的解決にならないと思う.それに,都心よりは多少マシっていう程度であって,絶対的にはあんまりよろしくなさそう.

パンデミック出口戦略どうする?(大阪型?)

具体的な数字を示しながら自粛解除の条件が示されたわけだが,これって,残念ながら出口戦略のようで出口戦略じゃないんだよなぁ…

たぶん,「やったぁ,終わりだ!」と思ってる人が多いと思うけど.

戦争でいうところの空襲警報「発令条件」と「解除条件」が示されたけども,戦争終結が見えたわけではない,という状態.(空襲警報の発令・解除条件が曖昧な日本政府さんはそれ以下なわけだが)

ワクチン接種か罹患のどちらかによって市民の過半が免疫を獲得できるのが出口で,それは1−2年先.当面はB29が時折飛んでくる状況下で市民生活を営まないといけないわけで,まさしく戦時中.

とりあえずは,対処療法のいい薬(被弾しても落命しない)が早期に出回ることが当面の希望か?

#初回の3-5月の”空襲警報”は中途半端だったので,解除が遅れたと思う.

#マスクも10万円申請書もまだ届かず.我が家では「新たな仕事ができたので,担当部門が新設されて,倉庫だった部屋に机を入れるために,掃除をはじめたところに違いない.」ということになっている.なお,自動車税と固定資産税の請求書はキッチリ送られてきた.

パンデミック出口戦略どうする?(計画的免疫獲得編)

抜本的にはワクチン開発が必要という話もあるようだが,ワクチン開発には時間がかかるらしい.ワクチンに頼らないことを前提に,医療機関のキャパを基準に「計画的に」抗体保持者を増やす方法を考えてみよう.

保持者が60%に達するのを目標とし,潜在的な感染者は表面的な感染者の40倍存在するとする.ということは,表面的な感染者累計が人口の1.5%に達するのが目標ということになる.

日本の人口12,600万人の1.5%は,189万人.

ところで,医療のキャパがどの辺にあるかについては議論のあるところだが,4月現在の日々の表面的な感染者増加数が+400人,このへんが限界だと設定してみる.

189万人÷400人/日=4725日≒12.9年

…あかん,今のだらだらとした日本の自粛体制ペースだと,集団免疫獲得までに13年もかかってしまう.13年も経済止めると,日本沈没.かといって急拡大すると,医療崩壊.詰んでる?

逆に集団免疫獲得までの期間を1年とすると,189万人÷365日≒5178人/日の新規感染者を医療システムが適切に処置してゆく必要があるということになる.

4百人と5千人,この差をどう埋めるか.

アビガンという日本の薬は軽症者なら9割改善という話がある.もし,新規感染者5178人が全部軽症者なら,5178×90%=4660人がすぐ改善.残りの518人が手厚い医療必要ということになる.この人数なら何とかなるかも.

…ということは,解決の糸口は…

    1. 早期発見体制構築
      • PCR検査態勢の充実
      • 検査キット開発
      • (抗体検査態勢の充実)
    2. 軽症の内にアビガン投与
      • 初期段階者専用アビガン治療センター構築
        • 5178人/日×平均14日=7万2500人収容(余裕見て10万人)
          • ホテル借り上げ? 展示会場にベッド並べる?
      • あるいは,処方薬として出すことにして,自宅療養?
        • 高齢者同居の場合はセンター収容
        • 学生生徒同居の場合もセンター収容
      • 年間189万人分の製薬能力必要(1ヶ月あたり15万人分<現行の増産計画)
    3. 次の段階に進んでしまった場合は専門医療機関へ
      • これまでどおりのシステム

こういう体制を整えた上で,各種「自粛」を段階的に緩和して,新規感染者が毎日5000人程度にコントロールできると,うまくやると医療システムのキャパ内に納めながら1年〜1年半ほどで集団免疫獲得.免疫獲得する年齢層は50代以下主体になるような配慮を実施.というあたりが実行可能解?

どうやろ? …とは書いてみたが,死者総数がどうなるのか見当付かない.

#病気そのものよりも,お役人様システムの方が課題の模様.「シンゴジラ」ってよくできた映画だったんだなぁ.

パンデミック出口戦略どうする?(スウェーデン型免疫獲得編)

スウェーデンが5月中には集団免疫獲得の見込み,とのこと.テレビのワイドショー等でも最近取り上げられるようになってきた.

高齢者の致死率が若年層の10倍〜数十倍あるので,高齢者をなるべく隔離して,若くて元気な人は活動を続けてもらう作戦らしい.

…ということで,この戦略が日本でも実施できるかどうか考えてみる.

まずは高齢者を積極的に隔離する方法だが,同居の場合は狭小の日本家屋では難しそう.病床が逼迫しているので,家庭内で療養という方法が日本では多くなってきているようだが,家庭内感染が問題になりつつある.

じゃぁ,老人ホームはというと,こちらも時折集団感染の話が出てくるので,過度な期待は禁物かも.

…百歩譲って(途中全部すっ飛ばして)スウェーデンと同じような高齢者隔離策が成功したとしよう.スウェーデンは日本よりも人口が少ないので,同程度の比率で感染者や死者が出たとすると,日本だとどの程度になるだろうか.

まずは,感染者数.こちらのサイトで100万人あたり感染者数を調べてみると,4/21現在,スウェーデンは1463.18人(日本は87.91人).同じくこのサイトで100万人あたり死者数を調べてみると,156.45人(日本は1.47人).増加が鈍化しつつあるものの,まだ増加途上であり,最終的には死者も感染者も現在の1.5〜2倍くらになりそうである.

日本の人口を12,601万人として,同じ割合で計算すると…

感染者数:

12601万人 ×1463.18人 /100万人 +α
≒ 18万4千人+α ≒ 30〜40万人くらい?

死者数:

12601万人 ×156.45人 /100万人+α
≒ 1万97百人+α ≒ 3〜4万人くらい?

…あああぁ

スウェーデン型の集団免疫獲得作戦を実施しようとすると,ザクッと言って約3〜4万人くらいの死者の発生を覚悟する,ということでもあるんやなぁ.

経済死んでしもたら首吊る人が増えるという話があるが,経済死なないようにすると病死数増えるちゅうことやね.死者数の観点では,ほぼ完全にトレードオフの関係か?

なお,米国は100万人あたり感染者数2379.90人,死者数128.52人で,先ほどのサイトでグラフを表示させるとスウェーデンと米国の感染者数や死者数の増減の推移は割と似ている.ということは,日本でスウェーデン作戦を採用すると,米国のような様相になるということでもある.

高齢者保護の思想は参考になるが,安易なスウェーデン賛美は要注意かも.

※スウェーデンでの国民への要請事項は,(1)体調悪ければ休んで回復しても2日様子を見ろ,(2)手を洗え顔を触るなくしゃみは肘の内で受けろ,(3)老人や基礎疾患のある人を訪問するな,(4)老人や基礎疾患のある人は外出するな,(5)在宅勤務通信教育,(6)旅行止めろ,(6)運動しましょう,(7)距離を確保,(8)祭礼等々止めろ,(9)ラッシュ避けろ,らしい.ん〜普通やな.ということは,スウェーデンを見倣わなくても,いずれ日本もそうなるのか?

 

パンデミック出口戦略どうする?(集団免疫獲得編)

学校が事実上の休校に突入してもうすぐ2ヶ月.本学の授業再開は5月中旬から6月頭へと延びてしまい,目下不足する授業回数分のオンライン授業教材の作成中である.

ある程度の割合の人が免疫を全員が持っていない限り,封鎖作戦を解除すれば感染拡大が再燃することは明らかである.かといってずっと穴の中に巣ごもりし続けるわけにもいかない.

日本の緊急事態宣言の解説の際に出てきたグラフによると,接触数が60%減だと感染者数横ばい,70%減だと収束に2ヶ月,80%だと1ヶ月ほどで収束らしい.ということは,免疫を持っている人が全体の60%くらいに達すれば感染が拡大し続けるような「疫病」ではなく,感染すると要注意ではあるが「単なる風邪」になる.

ということで,「集団免疫獲得作戦」を採用しようとした国があった.英国である.「集団免疫獲得作戦」と言うとすごそうだが,要するに「ほぼノーガード戦法」である.ところが専門家から「何百万人も重体になり,数十万人死にますよ…」 と言われて方針転換.皇室も首相も感染してしまった.

 

ところで,こんな話がある.感染者と確認されているのは,実際には市中感染者の数十分の一では無いかという話だ.もし本当だとすると,こういう計算になる.

免疫を獲得した実数が人口の60%,検査等で確認される数については,リンク先の「感染者の28倍から最大で55倍の人がすでに感染」という情報を元に中間をとって40倍ということにして,60%÷40=1.5%,つまり表面的な感染率が1.5%で集団免疫獲得ということにしてみよう.

感染率が世代に依らないとして,世代別の致死率をかけて,全体の死者数を再計算してみる.

人口(万人) 実際の
感染率(%)
見かけの
感染率(%)
見かけの感染者に対する致死率(%) 死者(人)
若年層 1,515 60 1.5 0.2 455
生産年齢 7,488 60 1.5 0.4 4,493
高齢者 3,598 60 1.5 8.0 43,176
合計 12,601 48,124

ということで,5万人ほどがお亡くなりになる模様.欧米でもまだこの域には達していないので,ワクチンも特効薬も無い状況下で,単なる「集団免疫獲得作戦」を目指すのは,けっこう無謀そう.

感染拡大は「地下鉄の混雑が大きな要因」

アメリカで最も深刻なニューヨークでの急激な感染拡大は、地下鉄の混雑が大きな要因だったとアメリカの大学教授が研究結果を発表しました。

情報源: 感染拡大は「地下鉄の混雑が大きな要因」米大学教授

 

やっぱり通勤電車は気ぃ付けんとアカンのやないか? 本庶先生もアカンのちゃうかって言ぅてたで.

厚生労働省の言ぅてんのは,「多数が集まる場所」「近くで会話や発声をする場面」「換気の悪い密空間」この3つや.略して…ry)

朝の通勤電車は多少空いたけど,相変わらずそれなりに乗っとるで.大人数が集まっているで.

知らん人の顔が近いで,まぁ,会話や発声してるやつは少ないけど,通常呼吸でも伝染るっちゅう話あるで.予防のため1メートルとかゆう話あるけど,1メートルも隣の人と開いてへんで.このまま30分とか1時間や.

吊革とか手すりとか,誰が触ってるかわからへんで.10分おきにアルコール消毒してるのんか? してへんわな.車庫で1日1回とか,気休めやで.

換気は最近窓開けたりするようになったんで,多少マシやと思うけど,昔の電車みたいに窓ほぼ全開ちゅうのと違ぅて,チョロッとだけやで.いやぁ,今考えたら,昔の電車はバイクで走ってるみたいやったな(遠い目).しかも,電車の中の風は右から左に流れるのと違ぅて,前から後ろへといろんな人の間をすり抜けて流れてくるで.後ろに行けば行くほど不利や.

まぁ,三密とは言ゎへんけど,集近くらいはあるわな.3分の2,33% OFFや.80% OFFまでまだまだや.

売り尽くしバーゲンセールみたいに「80%OFF」とか言われても,ハンコ押しに来いって言われてるんでほとんど毎日電車や.お互いの息を毎日交換してるようなもんやで.

※ 新幹線の電光掲示ではしきりに十分な換気をしているメッセージが流れていたが,その後,乗客数が90% OFF位になってしまった模様.…で,通勤電車は?

※通勤電車についても換気してますアピールがなされているが,吸気と排気の両方が天井にあるのはええのか?

※「三密」が最悪,と言っているだけで,「二密」や「一密」なら問題解消かというと,そうでもないと思うが?

※ 医系の人は通勤電車のリスクは低いというが,”結果=リスクの程度×リスクに晒される人数” なので,低リスクの通勤電車であっても百万人単位の大量の人が毎日そのリスクに晒されれば,相応の結果を招くと思う.局部的な「通勤電車のリスクは低い」自体は間違っていないが,市民全体の行動結果としてのリスクは高いので,集団の行動の観点では「通勤電車のリスクは低い」は誤りじゃないのかな.”致死率低いから大丈夫” とか”直ちに影響は無い” とかと同じ構造やね.

※4月になってからの感染拡大の原因が「3月下旬の花見」らしいが,もしも本当に花見(宴会ナシのオープンエア条件下の空間を歩いて通り抜けるだけ)が感染拡大の原因なら,近所の商店街も花見レベルにヤバいし,通勤電車はもっとヤバい.現実見ようよ.

※ 今頃になって,三密でなくても一密や二密も避けて,みたいな話が出てきているが…で,通勤電車どうすんだい?
※ あれだけ「おうち」「stay home」といっていた割には,東京の感染者+160人とかになっているが,病気をもらった1週間〜10日前というと月末なので「請求書を取引先に持って行って,ついでに御用聞きしてこなきゃ」「連休前に納品しなきゃ.請求書の〆は20日だっけ」みたいな行動の反映か?

※春先には窓を開けていた電車であるが,初夏に入りつつあり,冷房が入り始めた.すると,開いていた窓が閉じられるようになってきた.

※その後,この「地下鉄が原因」説は撤回されたようだが,じゃぁ何が原因なのかという点は明確ではない模様.地下鉄沿線の人口密度が高いことが原因ではないかという話もあるようだが,もしも都市の人口密度そのものが感染拡大の主因だとすると,電車以前に大都市そのものが否定されてしまうという状況になるが…

緊急事態宣言発令時の鉄道運転計画

ようやく緊急事態宣言発令へ.鈍いなぁ,遅いなぁ.

まさか事前に想定準備してないということはないと思うが,緊急事態宣言発令時における鉄道の運転計画を考える際には,まず次の2つのどちらなのかを考える必要がある.

    1. 鉄道を使った都市への流入制限なのか
    2. 需要減少に対応する供給量の合理化なのか

B.しか考えていない鉄道会社は論外として,A.ならば,さらに2つの観点から検討する必要がある.

    1. 鉄道車両そのものの輸送能力を絞って,輸送できなくすることによる流入制限
    2. 駅の処理能力を絞って,結果として輸送できなくすることによる流入制限

a.だとすると,具体的方法としては減車か減便である.要するに積み残しを発生させて輸送できなくすることで結果として都市への流入を制限することになる.だが,伝染病対応において積み残しを発生させるほど電車を混ませることは適切では無い.

b.だとすると,駅の改札口を閉めたり,一部の駅そのものの営業を休止したりといった方法で制限をすることになる.駅の改札を閉める方法はラッシュのひどい駅のピーク時には行われている方法であり,高速道路のランプを閉鎖するのもこの方法だ.だが,駅構内や駅周辺が混雑するので,やはり伝染病対策としてはあまり適当では無い.一部の駅の営業をやめても隣接駅が混むだけなので,あまり有効では無い.

ということで,減便等は伝染病対策としては得策では無く,最初から客が駅に向かわないようにするのが肝要である.一種の交通需要管理やね.程度の差はあるが,新幹線や特急列車も同じようなことになる.

    1. 北京の地下鉄でやっていたような「予約制」にする.
      できれば,乗車列車と乗車位置の指定
    2. マイナンバーなどのIDや定期券の番号の末尾の偶数奇数による制限「末尾制限」にする.
      (中国やメキシコなどの自家用車の制限方法?)
    3. 定期券の使用を停止し,切符を販売する.ただし枚数制限.事前に配給切符を配布するという方法も考えられる.
      (太平洋戦争の戦時中の列車?)
    4. 定期券の末尾により,乗車時間帯を制限して車内の密度をコントロール.
      (強制時差出勤)

「お願い」ベースでは,うまくいかないと思う.

※減便せずに,とりあえず全便を各駅停車にして空気を頻繁に入れ換える?
※「お願い」ベースのテレワークだと,やはりあまり効果は無い模様.今日も皆さん通勤平常運転.ええのか?
※緊急事態宣言時に「企業家の皆さん,在宅勤務は従業員の命を守る行動です.雇用主はそのことを肝に銘じる必要があります.」くらいは言わないと屁のカッパの模様.
※労働組合が「雇用主は従業員を危険にさらしている」と騒がないのが不思議.

※大阪の地下鉄がやっちまった模様

※さすがに乗車効率20%を切ったら減便してもいいと思う.

新幹線さらにヤバい

明日,新幹線で再び東京往復である.たぶん明日を最後に当面東京に行く用事は無くなるはずである.いちおう指定券を買うために「みどりの券売機」へ.

4月1日のお昼頃の東京行きの座席を画面から選ぼうとすると,明日の列車なのに,券売機画面上では予約の入っている席が「1席」だけ.

えっ!? まさかの貸切状態.

確かに新年度初日のお昼というのは客が少なそうな時間帯ではあるが,天下の東海道新幹線の東京行きである.

東海道新幹線の車両が貸切状態というのは,随分古い記憶を掘り起こすと無いことは無い.

東京発新大阪行きのこだま号,団子鼻の0系電車12両編成で指定席が4列の時代のこと.三島あたりを過ぎるとガラガラになり,ついに途中から座席を回転させて足を伸ばせる状態になった.車掌が通りかかって「ごゆっくり」などと言われた記憶アリ.でも,1両に1-2名ということはなかったと思う.

新幹線,さらにヤバい.

#mドナルド金閣寺店でアルバイト学生店員がコロナ感染らしいが,テレビに映った彼の出勤日はたまたま近くにいて,この店の前を通りかかった一瞬,お手軽に此処で飯にしようかと考えたんだが…ヤバい(結局別の店に行ったけど).
※実際に乗車すると,さすがに貸切では無かったが,両窓側の半分くらいが埋まっている程度.
※帰りの新幹線(東京駅19時前)の方がヤバかった.新大阪行きの指定席車に新横浜出発時点で6人8人だけ.座席回転させても良いかなぁ.
※閉店時刻が迫っているのに,弁当屋には弁当が積み上がっている状態.あぁ,もったいない.

東名高速もヤバい

そんでまぁ,東京での用事が済んで,普通なら新幹線で帰るのだが何十年ぶりかの自動車移動である.限界までガラクタのような荷物を積んでの移動なので.

夕方の首都高は午後6時前後に少々混んだが,それ以外は渋滞もなく移動は快適.東京の本線料金所を過ぎると海老名での混雑も大したことなく,ほぼスイスイ.その後もスイスイ.トラックがこぞって東名じゃなくて新東名に進路をとっていたので,逆張りであえて東名をチョイス…何これ.ガラガラである.どこの田舎の高速道路か,と思うほど.新東名ができたので渋滞が減ったんだろうなと思ってたが,どうも様子が変である.

まず気がついたのは自家用車の少なさ.もちろんは夜の東名間は元々トラックだらけだが,かなり少ない.年度末の春休み期間中なら,家族連れ友人連れの自家用車がかなりあるはずだが,ほぼ皆無?

もっと少ないのはバス.路線バスとしての高速バスは多少走ってはいるものの,チャーターしたような観光バスはゼロ.

結果として東名&新東名は,ほぼトラック専用道路の様相.昨今はトラックのリミッタが90キロで正確に機能するので,120キロで爆走するトラックも無く,走行車線に並んで走っている.

トラックの台数が減ったのかは定かでは無いが,午後8時の時点で旧東名が田舎の高速道路化している状況では,高速道路もやばい状態だろうと思う.

#5月になってお肉券配るとか,海産物券配るとか,一部の世帯にちょっとだけ金配るとか,ポイント還元延長だとか,金融機関は健全で金は銀行にあるだとか訳のわからんこと言ってるらしいが,迅速に的確な対応しないと,ヤバいぞ,日本の経済.
※「現金給付」の目的が,一時の生活保護的なものなのか,それともヘリコプターマネー的な強制的経済活性化目的なのか,それすらはっきりしないという迷走状態.両方要るかも.

※都内の駅前,毎日みてると気づきにくいかもしれないが,今年の初めから半月置きくらいに見ていると,明らかに人通りが少なくなっている.ヤバいぞ,日本の経済.
※日本政府の経済対策,表面的な数字だけ積み上げて自画自賛しているようだが,「Too Little, Too Late」じゃないの? 東京の永田町や霞ヶ関って,守られてて危機感が無いんだなぁ.
※自画自賛のわかりやすい例は,マスクの供給.月産6億枚では全然足らないし,供給できるのが4月や5月では遅すぎ.(ex. 1.2億人×半分の人が外出時必要×平日月20日=12億枚/月)
※「布マスク2枚配布」案の我が家での評判は「アホちゃう」でした.布マスクの配布にかかるコスト分を生産ラインの緊急増設に回した方が効果的では? 国策液晶パネルメーカーのクリーンルームが空いていたりしないのかな?

食品瞬殺

たまたま都内にいるが,小池知事が午後9時に会見をした直後,午後10時には開いていた食品スーパーからはめぼしい食品が消えた(売り切れた)模様.

昨今の大都市は食料やエネルギの供給が「最適化」されてしまっているので,突発的な状況が発生するとパニック状態に陥りやすいということなんだなぁ.

#単に週末は家に居ろと言っただけで大騒ぎになっているが,首都直下地震や南海トラフ系大地震でも起こってリアルに供給が絶たれたら と思うと恐ろしい.
#マスクはドラッグストアやホームセンターの日々の開店時には在庫があるらしい.時間のある高齢者が毎日買って行くらしく,300枚とか400枚とかのストックがあるらしい.さすがに毎日同じ人が買いに来るので,ご遠慮願ったこともあるらしい.(ご近所情報)