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スーパー台風

数年前のドキュメンタリ番組で,地球温暖化が原因で海水温が上がり,シミュレーションしてみると東京付近にも猛烈なスーパー台風が上陸するようになり…

などという話があったわけだが,まぁ,まだまだ先のことかなと大半の人は思ってただろう.

そもそも東京付近て,勢力の強い台風の直撃ってあんまり無かったよね.枕崎台風とか,室戸台風とか,伊勢湾台風とかいったものはあったが,御前崎台風とか,相模湾台風とか,犬吠埼台風なんてのは無かったよね.(#60年前に狩野川台風というのがあったらしい.)

ところが,まだまだ先のことが意外と早く実現しつつあるわけで,某国大統領が温暖化など存在しないと強弁したところで現実の自然は納得してくれないわけで.

北欧の少女が叫ばずとも,まずい雰囲気になってきている.温暖化対策真剣にしないと,毎年鉄塔や電柱が倒れるレベルの台風がやってくるようになってきたのかもしれない.

我が国セクシー大臣に期待したいところだが,今のところ有効な政策が出されているわけでも無く,各方面に気を配りすぎて,発言が回りくどすぎて,残念ながら何を目指しているのか誰にも伝わらない状況か.

電気自動車の普及で温暖化解消,とか,自動運転普及で温暖化解消,などと踊っている場合では無い.残念ながら発電設備製造,発電,送電,充電,放電,走行の各段階でのロスの発生,はたまた電気運転であっても拡散した都市づくり,こういった状況下では電気運転といえども果たしてエネルギー効率がいいかどうか,CO2排出が少ないかどうかはあやしいわけで(ハイブリッド車程度では?,つまり,バスレベルね),これで解決するんかね,

自動運転に至っては,個別交通である自動車の利用を助長する技術なので,いくらカーシェアしても,渋滞しないようにコントロールしても,自家用車の悪い面をほぼそのまま引き継いでしまっている交通モードなわけで,状況悪化の予感しかしない.過疎地帯での交通維持には有効そうな技術なんだけどね.

#去年の台風21号はえげつなかった.マンションの上の方なので,これまでも風速20−30メートルというのは時々あったと思うけど,コンクリート台付き物干し竿がズルズルと風で押し流されたり,巨大プランターが数十センチ浮き上がったりと見たこと無い光景が現実になった.風速50メートルくらいあったんじゃないかなぁ.

自動運転導入で温暖化進行か?

温暖化が進行しているらしい.

一方で,自動運転技術も進みつつある.自動運転は自動車の利用を容易にする技術だ.

ということは,自動車利用の拡大を促す技術でもあるわけで,エネルギー効率の悪化と温暖化ガスの排出拡大を促進しかねない技術でもあるわけだ.

「自動車の利用拡大≒マストラの衰退」
「自動車の利用拡大≒都市の低密度利用≒都市のエネルギ効率低下」

電気自動車の利用拡大でチャラ,とか思っている人は多そうだが,電気自動車の温暖化ガス排出レベルって現時点じゃぁハイブリッド車と大して変わらず,ハイブリッド車って,せいぜいバスレベルじゃなかったかな.バス<鉄道,だな.

「新技術だ!!!」と喜んでる場合じゃないと思っているのは私だけ? 使い方誤るとヤバいんじゃないの?

朽ちゆく新設LRT…の使い方

ハエンの朽ちゆく新設LRT用線路.市民はたくましい.

大通りから横道に曲がるために対向車待ち?

いえいえ.よく見ると運転席には誰も乗ってない.こんなもったいない空間を放置する手はない.そうだ,「有効活用」しよう!

どうせ電車も来ないし,丁度いい空間かも.

渋滞しているわけではありません.

 

マンハイム駅の駅前広場の使い方

マンハイム駅の駅前広場の夜景.

手前の大面積を占めているのは,路面電車乗り場兼バス乗り場.同じホームにトラムとバスがやってくる.バスはもちろん,長いバスである連節バスもある.あ,いや,国交省風にいえばBRTかw

奥はタクシー乗り場であるが,実は1/3くらいはバス乗り場である.ということで,”日本の国交省基準では”,広場の全面積が公共交通に割り当てられており,私的交通は駅前広場には入れない.

じゃぁ,一般車はどこに寄せるのかというと,この広場の地下が駐車場兼車寄せになっている.

上下移動のない一等地は公共交通というポリシー,見習いたいもんだねぇ.

 

また、クルマが石畳を走ってる(京都編)

久々のシリーズである.今回は日本の京都だ.

今回は世界的大メーカーのCMである.Drive in Japan 自動ブレーキ篇と言うらしい.

我が家での反応をそのまま書くと…

「京都いいよねぇ. まだまだいっぱい行ったことがないところあるし…」

https://www.youtube.com/watch?v=pHbxMo2HBCY

…とまぁ,前半はすこぶる好評であった.前半はね.

後半に入ると…
「うわっ,こんなとこ走ってる.鬱陶しいよね.自動車進入禁止にしてほしいわ.最悪!」

トヨタさ〜ん,商品PRになってませんよ.むしろ企業イメージ悪化CMになってますよぉ.

ついでに書いておくと,京都市では「歩くまち京都」という都市政策をしており,自動車交通の分担率を下げようとしているので,京都市にもケンカを売っていることになる.知らないって怖いよね.

なお,CMで出てくるような場所をCMの走行イメージのような速度で走った場合,数年前に運転手が急病で歩行者数名をはね殺したのと同じような状況になるような場所を走っていると思うので,念のため.

ということで,2017年になった現在でも,自動車メーカーは商品の正しい使い方を消費者に伝えることが出来ないようである.

なお,この手の指摘は10年前にもしており,このときはスズキだったけなぁ.その後も定期的に主に欧州の石畳の上で車を走らせるのが日本のメーカーは好きである.

2006年3/19号:また、クルマが石畳を走ってる(無知ほど恥ずかしいものは無い編)
2006年2/17号:石畳を走るクルマ

 

「無人トラック」実現へ、未来投資会議で方針提示

「無人トラック」実現へ、未来投資会議で方針提示 成長戦略素案

情報源: 「無人トラック」実現へ、未来投資会議で方針提示 成長戦略素案 | ロイター

(まぁ,「技術開発」を意識しているんだとは思うが)
運転手不足のことを考えているのなら,鉄道貨物でいいじゃん

確かに技術開発って大事なんだけど,行政って往々にして妙な新技術に飛びついて,数々の失敗してんだよなぁ.特に交通分野.

米2023年までに「車-車間通信」を義務化

幹線道路交通安全局 (NHTSA)が最近公開した規定案は、全新規車両にV2V(車-車間)通信機能の塔載を義務付けている。これはまだ正式な要件ではないが、もし2019年(この種の規則でよくある期限)に発効すれば、自動車メーカーは今後数年をかけて自社車両にシステムを組み込み、新車がすべて通信可能にならなければならない2023年までに準備を整えることができる。

情報源: 米運輸省、2023年までに全新規車両の「車-車間通信」を義務化

自動運転が実用化される際,問題となるのは自動運転車両と手動運転車両の混在状況下だろうといわれてきたが,全自動車自動化に向けてこういった形で半ば強制的にシステムのインストールを義務づけるという時代がついにやってこようとしているわけやね.

この車-車間通信のシステムを鉄道の列車にも登載すれば,線路際の信号機が要らなくなるんだろうか? 応用できるかな?

#記事の日付と,リアルな日付がずれてきたが,気にしてはいけない.

続・トランプ「アメ車買え」

デジャブ感満載の「アメ車買え」というお言葉,そういえば前回の「アメ車買え」の後には,自動車そのものに関する圧力もさることながら,「日米構造協議」なるものの名の下に,公共事業430兆円,さらに積み増して結局は630兆円の実施が決められたんだったっけか?

630兆(実際にはそんなに使ってないが)のうち,交通インフラ投資は道路ばかりで鉄道投資が認められず,「アメ車買え」と対を為すものだったのかなと.

どうも新大統領は状況を正確に理解して無さそうなので,再びデジャブ感満載の事態に陥らなければいいんだけどね.

トランプ「アメ車買え」

ま〜た言ってるよ.

良い製品なら日本人でも買うだろうが,まともに現地ローカライズした製品が投入できてない以上,誰が買うねん,アメ車.

ちなみに,iPhoneは日本人大好きだよぉ>トランプ殿.(あぁ,そういえば,あれはカリフォルニア製の振りして実は上海製だっけ)

20年近く前にフォードのコンターGLに1年ほど乗ったことがあるが,渋滞の無い空いたまっすぐな道路を走るなら概ね快適.燃費は並み.

買ったときには,(カナダで)その辺走ってるクルマと比べて同程度か小さい方だと思ってました.帰国するまでは.でもこれって,日本車でいうとクラウン程度のサイズなんだよねぇ.

そういえば,クライスラーがネオンとかいう自称小型車を開発して「これで日本車は駆逐だ」とか息巻いてたっけ.ネオンもレンタカーで運転したことがあるんだけど,アクセルが「ON/OFF」という動作しかできないに近いフィーリングで,こりゃぁ売れないわ,という印象だったかな.

とりあえず,フォードのフェスティバと軽四トラックの再参入から始めたら?
(そういえば,あれも中味はマツダだったっけ)

 

最近のAEONショッピングセンタの立地

名指しで申し訳ないがAEONショッピングセンターというと,学会の都市計画や交通計画のセッションで既存中心街を破壊しているとか周辺に交通渋滞をまき散らしているとか,残念ながら評価は散々である.

以前とある市役所の都市計画部門の方にこういうことを聞いてみた.ショッピングセンターが周辺道路の渋滞の原因になっていた場合,往来妨害罪で訴えることは可能だろうかと.

こういった店舗は事前に審議会とか委員会が組織されて,立地後の交通状況についても議論され,審議されるので,立地してしまった後に周辺が渋滞してしまった場合は市の責任になるそうである.

さてさて,そうは言ってもショッピングセンターが原因で市民の間で「イオン渋滞」などと言われてしまっては商売上の印象がよろしくないと感じるようになったのだろうか,若干新規立地の傾向が変化してきている.

もちろん全ての新規立地がそうというわけではなく相変わらず郊外の広大な空き地巨大駐車場を備えて環境によろしくない交通機関を大々的に使わせて集客しているケースも多い.

だが,一部の新規店舗は新規駅設置に合わせての周辺開発の一環として出店している場合が出てきている.こことかこことかこことか

例えば京都市内に出来た新駅であるJR桂川駅に隣接して,ビール工場の跡地にショッピングセンターが出来ている.

小規模なバスターミナルも併設.

ただし,だからといって巨大駐車場が無いというわけでは無い.次なるステップは単に駅併設にするだけでなく,客の交通手段のマネジメントまで踏み込むべし.

都市全体での交通手段の分担と比べて,自動車交通の分担が多いようなショッピングセンターだと,都市の自動車化≒地球温暖化に加担しているということになる.