堺市内に小学生がなかなか渡れない横断歩道があるそうだが,有効な解決策がある.
今やドライバーはカーナビの奴隷なので,カーナビに注意してもらえば良い.
カーナビ「この先,踏切があります.ご注意ください」
これがすでに実現可能なので,次も可能である.
カーナビ「この先,横断歩道があります.ご注意ください」
一時的な警察官の見回りや時間が経つと風景と化すステッカーよりは有効だろう.
テレビに登場しない「渡れない横断歩道」は,全国に文字通りゴマンと存在する.
街乗り用電気自動車(EV)が必要とするエネルギーの大半を太陽電池で賄えるなど、エネルギー問題のゲームチェンジャーになりそうだ。
情報源: 世界を変える超高効率太陽電池 コスト200分の1へ :日本経済新聞
究極的には町中を走っている間にお天道様から得たエネルギーを使って充電して,電灯線や発電機からの電力供給なしに走り続けられるようになるかもしれないが,これに自動運転が加わると,世論的には電車やバスは廃止してしまえ,ということになりかねない.
自動運転だろうが太陽電池駆動だろうが,都市の空間の利用効率はあんまり改善しない,つまり渋滞からは逃れられないし,間延びして密度の低い,維持費の安くない都市ばかりになってしまうと思うが,こういう話に関しては鉄道会社もバス会社も危機感を持った方がいいと思う.
滋賀県内を通る新名神高速道路亀山西ジャンクション(JCT)―大津JCT間の6車線化が22年度から順次完成することが明らかになった。物流業界の運転手不足に対応するため、大型トラックの荷台部分をつないだ「ダブル連結トラック」や自動運転のトラックによる隊列走行の実現を見据え、道幅を広げる。
情報源: 新名神6車線化へ 自動運転トラックの隊列走行想定|経済|地域のニュース|京都新聞
ちと古い記事だが…まぁ技術の進歩は否定しないが,連結して隊列走行って…貨物列車じゃん.
あとはパリ協定への対応のため,タイヤの転がり摩擦を減少させる目的で,道路面およびタイヤの鋼製化という技術開発が残ってるね!
それから,自動操舵のために鋼製化したタイヤに出っ張りをつけるとともに,鋼製化した路面を出っ張りが通りやすい形状にすれば完璧だね!
数年前のドキュメンタリ番組で,地球温暖化が原因で海水温が上がり,シミュレーションしてみると東京付近にも猛烈なスーパー台風が上陸するようになり…
などという話があったわけだが,まぁ,まだまだ先のことかなと大半の人は思ってただろう.
そもそも東京付近て,勢力の強い台風の直撃ってあんまり無かったよね.枕崎台風とか,室戸台風とか,伊勢湾台風とかいったものはあったが,御前崎台風とか,相模湾台風とか,犬吠埼台風なんてのは無かったよね.(#60年前に狩野川台風というのがあったらしい.)
ところが,まだまだ先のことが意外と早く実現しつつあるわけで,某国大統領が温暖化など存在しないと強弁したところで現実の自然は納得してくれないわけで.
北欧の少女が叫ばずとも,まずい雰囲気になってきている.温暖化対策真剣にしないと,毎年鉄塔や電柱が倒れるレベルの台風がやってくるようになってきたのかもしれない.
我が国セクシー大臣に期待したいところだが,今のところ有効な政策が出されているわけでも無く,各方面に気を配りすぎて,発言が回りくどすぎて,残念ながら何を目指しているのか誰にも伝わらない状況か.
電気自動車の普及で温暖化解消,とか,自動運転普及で温暖化解消,などと踊っている場合では無い.残念ながら発電設備製造,発電,送電,充電,放電,走行の各段階でのロスの発生,はたまた電気運転であっても拡散した都市づくり,こういった状況下では電気運転といえども果たしてエネルギー効率がいいかどうか,CO2排出が少ないかどうかはあやしいわけで(ハイブリッド車程度では?,つまり,バスレベルね),これで解決するんかね,
自動運転に至っては,個別交通である自動車の利用を助長する技術なので,いくらカーシェアしても,渋滞しないようにコントロールしても,自家用車の悪い面をほぼそのまま引き継いでしまっている交通モードなわけで,状況悪化の予感しかしない.過疎地帯での交通維持には有効そうな技術なんだけどね.
#去年の台風21号はえげつなかった.マンションの上の方なので,これまでも風速20−30メートルというのは時々あったと思うけど,コンクリート台付き物干し竿がズルズルと風で押し流されたり,巨大プランターが数十センチ浮き上がったりと見たこと無い光景が現実になった.風速50メートルくらいあったんじゃないかなぁ.
温暖化が進行しているらしい.
一方で,自動運転技術も進みつつある.自動運転は自動車の利用を容易にする技術だ.
ということは,自動車利用の拡大を促す技術でもあるわけで,エネルギー効率の悪化と温暖化ガスの排出拡大を促進しかねない技術でもあるわけだ.
「自動車の利用拡大≒マストラの衰退」
「自動車の利用拡大≒都市の低密度利用≒都市のエネルギ効率低下」
電気自動車の利用拡大でチャラ,とか思っている人は多そうだが,電気自動車の温暖化ガス排出レベルって現時点じゃぁハイブリッド車と大して変わらず,ハイブリッド車って,せいぜいバスレベルじゃなかったかな.バス<鉄道,だな.
「新技術だ!!!」と喜んでる場合じゃないと思っているのは私だけ? 使い方誤るとヤバいんじゃないの?
久々のシリーズである.今回は日本の京都だ.
今回は世界的大メーカーのCMである.Drive in Japan 自動ブレーキ篇と言うらしい.
我が家での反応をそのまま書くと…
「京都いいよねぇ. まだまだいっぱい行ったことがないところあるし…」
https://www.youtube.com/watch?v=pHbxMo2HBCY
…とまぁ,前半はすこぶる好評であった.前半はね.
後半に入ると…
「うわっ,こんなとこ走ってる.鬱陶しいよね.自動車進入禁止にしてほしいわ.最悪!」
トヨタさ〜ん,商品PRになってませんよ.むしろ企業イメージ悪化CMになってますよぉ.
ついでに書いておくと,京都市では「歩くまち京都」という都市政策をしており,自動車交通の分担率を下げようとしているので,京都市にもケンカを売っていることになる.知らないって怖いよね.
なお,CMで出てくるような場所をCMの走行イメージのような速度で走った場合,数年前に運転手が急病で歩行者数名をはね殺したのと同じような状況になるような場所を走っていると思うので,念のため.
ということで,2017年になった現在でも,自動車メーカーは商品の正しい使い方を消費者に伝えることが出来ないようである.
なお,この手の指摘は10年前にもしており,このときはスズキだったけなぁ.その後も定期的に主に欧州の石畳の上で車を走らせるのが日本のメーカーは好きである.
2006年3/19号:また、クルマが石畳を走ってる(無知ほど恥ずかしいものは無い編)
2006年2/17号:石畳を走るクルマ
「無人トラック」実現へ、未来投資会議で方針提示 成長戦略素案
情報源: 「無人トラック」実現へ、未来投資会議で方針提示 成長戦略素案 | ロイター
(まぁ,「技術開発」を意識しているんだとは思うが)
運転手不足のことを考えているのなら,鉄道貨物でいいじゃん.
確かに技術開発って大事なんだけど,行政って往々にして妙な新技術に飛びついて,数々の失敗してんだよなぁ.特に交通分野.
幹線道路交通安全局 (NHTSA)が最近公開した規定案は、全新規車両にV2V(車-車間)通信機能の塔載を義務付けている。これはまだ正式な要件ではないが、もし2019年(この種の規則でよくある期限)に発効すれば、自動車メーカーは今後数年をかけて自社車両にシステムを組み込み、新車がすべて通信可能にならなければならない2023年までに準備を整えることができる。
情報源: 米運輸省、2023年までに全新規車両の「車-車間通信」を義務化
自動運転が実用化される際,問題となるのは自動運転車両と手動運転車両の混在状況下だろうといわれてきたが,全自動車自動化に向けてこういった形で半ば強制的にシステムのインストールを義務づけるという時代がついにやってこようとしているわけやね.
この車-車間通信のシステムを鉄道の列車にも登載すれば,線路際の信号機が要らなくなるんだろうか? 応用できるかな?
#記事の日付と,リアルな日付がずれてきたが,気にしてはいけない.