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【覚醒】検討使!第2形態に進化

「広報使」に進化した模様!

これまでは,注視し,検討することを”決断と実行”する「検討使」であったが,新たにお役人様の広報機能を備えてステップアップ.

「原子力発電所を9基稼働して,この冬は安心」らしいが,すでにいくつかのメディア等で指摘されているように規定の方針をあらためて「広報」した模様.

「ビリビリな信頼筋」によると,今冬の電力の余裕は原発再稼働後も1.8%程度なので,全く安心できない模様.そんな中,国民の安全安心「感」を演出できるパワフルな「広報使」が登場!

中央官庁にとっては心強いボスの登場だ!

#1 国民にはこの程度の対応してればぬか喜びして騙されるはずと思いこんでいるのかな.
#2 もう閣議廃止して事務次官だけで会議して決めればいいのでは?
#3 電力不足でまた電車止めるのか? (ここは発展途上国か?)
#4 この人,見事に何もしないね.(増税は素早かった)

 

与党内で財政緊縮派vs積極派らしいが…いい政策あります

「アフター・コロナは遷都で明けろ」田中角栄なら、そう言うだろう。

情報源: 田中角栄が生きていれば必ず断行したはず…イマドキの政治家には絶対にやれない”ある経済再生策” 日本の最大の問題は「東京一極集中」にある (2ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

3.11直後には結構首都機能移転の話があったが,今はどこへやら.

1990年代には国会で首都機能移転が決議されたものの,「カネがない」と理由で見送りに.

その額当時の見積もりで10兆円.でも大丈夫.経済成長していないので,物価も基本的にはあまり上がってませんから.

10兆円なんてすぐじゃないですか.コロナ対策で必要だーーーーっって10兆円以上予備費で確保して,そのカネどこに行ったの? まだ使ってないよね. それ,使えば? 妙なところに湯水のように突っ込むよりも確実に効果ありますから.

なお,リンク先の対談ではいくつかの候補地や可能性のある地域が出てきますが,1990年代の議論なので,その後の大規模災害の発生状況や,今後発生する可能性のある大規模災害の予測が更新されていることを織り込んで,再度見直したほうがいいと思う.

「立川で大丈夫」って思ってませんか? そこ,災害の発生状況(三連コンボ+気象災害など)によっては陸の孤島状態になりますから.

和歌山市で水道橋が落橋

(鉄道関係ないけど)インフラに金をかけないと「こうなる」例が再び発生.

「目視」点検はしていたようだが,人間はゆっくりとした変化に気づきにくいもの.

7連の橋の内のちょうど真ん中が落ちたみたいなので,ここかな.

https://www.google.co.jp/maps/@34.25586,135.2002716,3a,25.8y,256.15h,82.18t/data=!3m6!1e1!3m4!1s7n1cgAvZZlpOWqnymWfRpA!2e0!7i16384!8i8192

他の6連には付いていない装置付き(バルブ?).サビが漏れているので,ここが怪しそう.ストリートビューの履歴を見てみると,それまで異常がなかったものが,2019年頃の写真からサビが付着している模様.

いちおう,上の円弧のアーチで下の水道管を吊る形になっているが,上の円弧が変形すると,水道管には伸びる方向(抜ける方向)の力がかかって簡単に崩落しそう.(詳しくはその方面の専門の人が分析すると思うが.)

あと,円弧のアーチの上部がトリさんの休憩場になっているようなので,糞の影響もあるかも.鳥の糞は塗装を腐食させるほどの強酸らしく,15年前のミネアポリスでの高速道路の落橋の原因としても疑われてたっけ.

鉄道の話に無理やり持ってゆくと,とかく新幹線に目が行きがちだが,在来線の橋やトンネルは常にこういうリスクと隣り合わせ.

(追記)アーチから水道管を吊っていた鋼材が以前から破断していたという話がある模様.たしかに去年末時点ですでに破断してるね(↓).(バルブ付きの橋を拡大)

https://www.google.co.jp/maps/@34.2560727,135.2002751,3a,75y,265.56h,73.04t/data=!3m7!1e1!3m5!1sdkdOOHyG5jMXmn1EFpw4nA!2e0!5s20201201T000000!7i16384!8i8192

こういうことかな? (…でも,崩落時には中央のバルブ付近は折れ曲がらずにその両側2箇所で折れてるようにも見える.やっぱり中央部でくの字みたい.)

吊っている鋼材破断→水道本管に下向きの力かかる→中央のバルブ付近での変形が大きくて亀裂から水漏れ→バルブ付近のサビ→本管耐えきれず破断→崩落

インフラに金をかけないとアカンという例がまた一つ追加されました.

吊り鋼材の破断に気が付かなくても,バルブ付近のサビには気がつけた可能性あり.点検すら金かけてなかったんだろうなぁ.

勝手踏切が多いのなら立体交差の検討を

このお話…

住民が勝手に線路を渡る正式ではない踏切、いわゆる“勝手踏切”が問題になっている。

情報源: 議員も侵入「勝手踏切」問題に 全国1万7000カ所 事故発生も…今も生活に使用

当サイトでも数年前に取り上げた件で,そういえば当時,テレビ局(フジテレビ)から問い合わせがあったっけ.

国会議員を狙い撃ちにして書類送検してしまった件は少々恣意的な感が拭えなく,そんな事やっても根本的な問題は何も解決しないわけだが.

勝手踏切が多数ある地区が存在するとするならば,そこは線路が地域を分断しているということでもあるので,立体交差事業を検討する価値があるのかもしれない.

かつては立体交差事業をするには自動車交通への影響についての数値的影響を基準にしていたが,現在は地域分断を事業の理由にすることができたと思う.

「勝手踏切」というと住民が「勝手に」違法なことをしているという印象を持ってしまうが,鉄道用地という細長い進入不可の土地が市街地に横たわっていることのほうが問題のこともあるので,法律解釈以前に何が問題なのかを認識したほうがいいと思う.

自動車はエンジンがついているので簡単に迂回したり上下移動できるが,歩行者はちょっと距離が伸びるだけで移動時間がたやすく伸びてしまう上,上下移動も厭うので.

なお,鉄道写真を撮る時は敷地外でね.危ないですから.

小学生が渡れない横断歩道

堺市内に小学生がなかなか渡れない横断歩道があるそうだが,有効な解決策がある.

今やドライバーはカーナビの奴隷なので,カーナビに注意してもらえば良い.

カーナビ「この先,踏切があります.ご注意ください」

これがすでに実現可能なので,次も可能である.

カーナビ「この先,横断歩道があります.ご注意ください」

一時的な警察官の見回りや時間が経つと風景と化すステッカーよりは有効だろう.

テレビに登場しない「渡れない横断歩道」は,全国に文字通りゴマンと存在する.

大学の近所の町内会の掲示板

大学の近所の町内会(自治会)の掲示板.

ん?

どこかで見たようなポスターが.

これですね(jcomm).

「電車やバスは,そんなに心配要りません」という趣旨のPRするなら,バスや電車の中(あるいは駅構内)に掲示しても,見ている人は既に「電車やバスは,そんなに心配要らない」とそれなりに納得している人ばかりなので効果薄いかも.

PRするなら,町内会の掲示板のような電車やバスを使わない人にも目に入るような方法がいいかも.

#市役所が各自治会に状況説明するとともに,配ったらしいです.

日本国さん集団免疫獲得作戦開始か?

1ヶ月前は日々の感染者数は100人程度だった.ここ2−3日は1000人を超えるようになった.毎週1.7倍程度の等比級数的増加になっているようなので,19日後のお盆明け頃には毎日5000人ずつ増えることになる?

「GOTOキャンペーン」をしているということは「多少の感染増は上等!」という方針であり,減る要素は今のところ見られないので,当面はこのまま増えるかも.

毎日新規5000人の状態をキープすると,年間180万人あまりの累計感染者数になる.人口比約1.5%.実際に感染した人は検査で引っかかった数の数倍あるという話もあるようなので,1年もすると感染経験者の比率が人口比2割くらいに達し,2-3年で感染拡大終了?

米国では毎日新規感染6〜7万人のようなので,米国の1/3ほどの人口の日本なら毎日2万人のペースということだ.毎日5000人から毎日2万人まで増えるには約18日なので,9月上旬にはこの域に達する(!?).

毎日2万人のペースなら,半年で感染拡大終了? つまり年度末ごろには収束?
(病院がもたないかも)

#来年6月までにはワクチン6000万人分確保という話もあるようだが,このペースで増加するとワクチンが届く頃には下火になっているかも.
#検査能力の制約で,ずんずん数が伸びてゆくことは無いらしい.中等症と重症の人の数はどうなんだろう.

関空もヤバい

関空の様子を見に行ってみた.関空を訪れるのは,2年前の台風後の欧州からの帰り以来である.

リムジンバスの姿も無く…

 

飛び立つ国際便もほとんど無く…

 

当然人影もほとんど無く…照明切っちゃってるよ.

 

オリンピックに合わせて増設した保安検査場も閉鎖されてるし…

 

国内線もこんなだし…

 

関空もヤバいだなも.

区画整理と輪転機(中編)

続きである.前回は,土地区画整理事業(区画整理)において,同じ割合で土地の面積を減らす話をした.

これを「減歩(げんぶ)」と言うが,減歩は「土地持ち」ほど面積を大きく供出することになり,資産の大きさに応じて区画整理の事業コストを負担するシステムになっている.

その続きの話である.
(…忙しくてuploadし忘れていたので1ヶ月も空いてしまった)

*–*

さて,今回は輪転機の話である.
(実際には物理的な輪転機を回す代わりに,口座に数字を書き込んで残高を増やすだけらしいが…)

いま,輪転機を回して,市中に資金が投入されたとしよう.
(資金供給方法についての話は後ほど)

物やサービスの量(質的要因を含む総量)に比べて市中の通貨量が増えて,通貨の相対的価値が下がり,見かけ上の物価が上がってインフレになる.要するに経済活動量を基準とした相対的な通貨量が多いとインフレになる.

…ということは,供給前に通貨を持っていた人が損をするわけだが,その損の量は持っていた通貨の量に比例する.

ん? 漂うdéjà-vu感.

通貨はそれ自体が絶対的な価値を持っているわけでは無いが,手持ちの通貨が多ければ多いほど,世の中の物やサービスを入手したり利用したりできる程度が大きい.

それがインフレになると,”新規参入”した通貨の所有者にも物やサービスを入手したり利用したりできる権利が割り当てられた状態になり,元々「供給前に通貨を持っていた人」は相対的に利用できる量が減る.

これじゃぁ,「新規参入した通貨の所有者」は良くても,元々「供給前に通貨を持っていた人」が損じゃないか! …か?

ん? 再び漂うdéjà-vu感.
定期テストレベルの解決策がありそう.

では,déjà-vu感をたどって,元々「供給前に通貨を持っていた人」が損しないように社会システムを組み立ててみよう.

区画整理では,土地を減歩によって一定比率で供出してもらって,その土地を使って当該地区の価値を高める事業を実施した.その結果,地価上昇により面積減少を補うことが可能となり,結果として「土地を取られるだけ損」にはならない状態を作り出した.

じゃぁ,「輪転機の話」の場合はどうだろうか.インフレによって元々「供給前に通貨を持っていた人」が事実上の資産価値を減らした原因は,物やサービスの量に比べて市中の通貨量が増えて,相対的に単位通貨あたり入手可能な物やサービスが減ることでインフレになったからである.

つまり,「市中の通貨量が増え」るのに従って「物やサービスの量(質的要因を含む総量)」が増えれば,『元々供給前に通貨を持っていた人が損』は防げるわけだ.そればかりか,通貨の増加を上回る勢いで「物やサービスの量(質的要因を含む総量)」が増えれば,「供給前に通貨を持っていた人」も儲かるわけだ.

要は単に資金を漫然と供給するだけでは単なるインフレの原因.
ちゃんと経済成長するような資金供給を行えば,みんなハッピー.

類例のある簡単な話である.じゃぁ,どこにどういう方法で資金供給して何すればいいか,という話が続くことになるが,長くなってきたので,つづく.

(つづく)

八ッ場ダムとともに揶揄されてた川辺川ダムが無かった件

八ッ場ダムは昨年の台風時に活躍した模様だが,同時期に「コンクリートから人へ」の流れで中止になってしまった球磨川水系の川辺川ダムはできてなかった模様.

今回の豪雨で60人ほどが亡くなってしまった模様.アカンがな.

そして,治水ができていないという状況に変化はないので,今後も発生する可能性がある模様.

サイエンスに基づかない判断や美辞麗句がどれだけ恐ろしいかということやね.