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ボクはジドウ運転ソウチ

ボクはジドウ運転ソウチ.
ナビゲーションの「左2レーンをお進みください」に合わせて車線変更をする.

ボクはジドウ運転ソウチ.
ナビゲーションの「右です」を合図に右に曲がる.

ボクはジドウ運転ソウチ.
後部座席から聞こえてくる「ショッピングセンターへ行って」と言う声に従って目的地を変更する.

ボクはジドウ運転ソウチ.
リニアの工事に合わせてメーエキ周辺が変わったらしい.「めー駅の隣の郵便局のビルの駐車場に突っ込め」の声に従って10階建て駐車場ビルに入る.

ボクはジドウ運転ソウチ.
ボクの動作は,もうすぐ機械でリプレース可能.

ボクはジドウ運転ソウチ.
ボクの夏休みはいつだろう.

ボクはジドウ運転ソウチ…

世界有数の美しい駅の抱える平凡な問題

世界でも屈指の美しい駅とされる,フランスのストラスブール(ちなみに,日本の金沢駅も美しい駅).

この駅もまた抱えている,よくある平凡な問題はというと…







放置自転車問題.

 

きたねぇ.

世界共通の悩みの種の模様.

自転車ヤッホー

ケルンから例の「Inter City 2」に乗って1時間半ほど.ミュンスターに到着.この街,あっちもこっちも自転車だらけである.ぼやぼやしてると,チーンと鳴らされる.

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中央駅前には自転車駐輪場兼自転車貸し出し所があり,旅行者でも貸してくれるらしい.(…が今回の調査目的は歩行者空間なので,パス)

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交差点の「自転車専用レーン」はもちろんのこと…

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自転車専用道もある.幅員構成は「歩道+自転車道+歩道」である.日本の某役所が見たら「自動車道」の間違いじゃないか,と言われそうな幅員構成だ.

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他の道路とは基本は平面交差だが,交通量の多い車道との交差は一部立体交差になっている.

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あちこちに駐輪場があり,自動化された立体駐輪場もあったりするのだが,こういう変わった駐輪場もある.

何が変わっているかというと,自動車がすれ違えるだけの幅員のある道路の半分を使って,それもわざわざ交差点近くに駐輪場を設置しているのである.

「自動車交通の静音化+駐輪場」の一石二鳥やね.

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現地の自動車にはこういう金具?も付いている.自転車キャリアだ.

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よく見ると,このキャリアには自動車本体とは異なるナンバープレートが付いている.牽引車両扱いなのかもしれない.

地下駐輪場

日本で地下駐輪場というと,地下鉄駅併設でフロアに地上と同じように自転車が停められていたり,ハイテクタイプだと巨大円筒が地下に埋設されていてコンピュータ制御の機械が自動的に地下円柱の側面に収納されている自転車を取り出したり入れたりしてくれるものを思い浮かべる.

だが,この地下円筒自動制御タイプ,いつも思うんだが,たいそうな割には大して収納できないよなぁ,と思ったりする.

さて,下の写真はバーゼル駅の地下駐輪場である.自転車が縦に架けられており,収納効率よさそう.そんだけ.

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(…でも,通路が広そうなので,トータルの効率は同程度かも.)

DBマークの貸し自転車

日本でも駅に貸し自転車屋が増えてきており,「駅りんくん」などという名前になっている.

ドイツにももちろん貸し自転車はあるが,どこが事業主体になっているか,わかりやすい,

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「DB」印の自転車.ドイツ鉄道である.(アウグスブルグ)

鉄道の末端交通が自転車である,という位置づけであろう.日本ももうちょっと増えてもいいと思うが,各自転車が2往復くらいしてもらわないと割に合わないそうな.

そうすると,「土地利用の純化」が進んだ計画的な都市よりも,職住一体渾然とした日本の都市圏内の方が貸し自転車事業には向いているということか.

あるいは,観光地と住宅地の近い場所なども向いているかも.

朝,住宅から駅へ出勤・登校,その後駅から事業所等に駅から出勤,あるいは観光地へ観光客が移動,夕方はその逆の移動で自転車2往復かな.