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ユーロスターでも「車内食」

英国内Virgin Trainの一等車では,予約してなくても食事が出てくる話を書いたが,英仏海峡トンネルを通過するユーロスターはどうかというと…

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やっぱり食事が出てくる.もはや対航空機を意識している路線では供食サービスは必須である,ということかな.

このほかにもThalysでも一等は食事付きだし,ICEも有料だが食事を席で頼める.

日本の在来線特急は,食事が年々とりにくくなる.対照的だね.

見慣れないユーロスター

ユーロスターというと,長らくこういう列車のイメージだが…

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最近はこういうのもあるようだ.

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フランスのアルストム社のTGVベースの車両から,ドイツのジーメンス社のICE3ベースの車両に切り替わりつつある模様.

ただ,この新しいユーロスター,色合いが何とも…英国のローカル列車のような配色で特別なゲートの向こう側に停まっている列車でなければ乗り間違えそう.英国人の好きな配色なんだろうか.

なお,本家ICEはICE3からICE4に近々移行する模様.初代ICEや二代目がそろそろリタイヤなんだってさ.

 

高速道路は延びるが…

京都駅から北西方向というと山陰本線.かつては保津川沿いの線路を走り,その後も単線の線路をゴトゴトと走っていたが,今やそんなことをしていてはこいつに負ける.

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園部まで複線化,京都府下は全線電化したものの,高速道路と特急の所要時間はほとんど同じ.家族連れなら安さの面で自動車の勝ちか?

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電車も新車になって,に比べると早く着くようになったが,状況は厳しそう.

道路はどんどんできるのに,鉄道の高速化はなかなか進まないのは,財源制度,整備制度の違いが原因.資金潤沢な会社がある一方で,ヒーヒー言ってる会社があるのも,制度設計の問題.内部補助けしからんという話はよくあるが,世の中,内部補助で保っている面は多い.

高速鉄道整備,欧州ではかなり進んでるのにね.

 

日本にもピギーバックというのがありましたが…

日本にもピギーバックというのがありましたが…

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…中途半端なサイズの特殊形状のトラックしか積めなくて廃れちゃいましたね.

在来線の車両限界が小さかったことが原因だが,ヨーロッパでは当然上の写真のように健在で,通常のトレーラーをそのまま積んで走っている.

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ちょっと前に物流新幹線構想なんてのが披露されてましたが,そろそろ本気で考えないと,トラックの運転手が確保できなくなりそう.

ま,もっとも自動運転で何とかしようとしているのかもしれないけど.

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新幹線ネットワークが広がってきているので,割とヒマな新幹線も増えつつある.駅に自動載荷装置でも付けて,荷物の積み込み荷下ろしをする荷物新幹線なんてのも考えてもいいかもね.

 

ヨーロッパ怖いよぉ〜

10年以上前に使ったブリュッセルの空港.最近,ターミナル内で銃乱射(↓).まぁ,これはずいぶん前の利用.

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タリスには去年,久しぶりに乗車したが,この半月ほど前に車内でマシンガン持った男が拘束された(↓).

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ケルン駅の近くに去年泊まったが,帰国後しばらくして移民の暴動発生(↓).この写真の時点で,既に厳戒態勢.

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パリ市内のこの近くで晩飯を食ったが,半年せずしてワンブロックほど先で銃の乱射事件発生(↓).

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トラックが花火見物の群集に突っ込んだ南仏のニース.その映像にはこの写真の奥側(メセナ広場)から手前に大勢の人が走って逃げてくる姿が…(↓).

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今年の調査では,ミュンヘンを旅程に組み込んでいる.旅費を節約するために,よくショッピングセンターに行ってハンバーガーショップとかフードコートなんかに入るんだが… (ちなみに,前回訪問時のここは,銃の乱射事件の場所から直線距離で5kmほど.)

ヨーロッパ怖いよぉ〜

 

この発想はなかった…

下のリンク先をクリックして,ビデオを再生してみよう.

この発想はなかった…

https://headmade.nl/gvbeestje/

Our heads research and think up ideas that our hands make into installations, games, movies, photography, stories and publications. Looking for interaction in line between offline and online.

情報源: About Headmade

この夏はポケモンGOがはやりらしいが,こりゃぁトラムGOか?

 

すべてのトラムが理想状態とは限らないわけで…

海外の路面電車を紹介する際には,自動s何対して優先権があり,歩行者と共存され…と説明されることが多いが,すべてのトラムが理想状態とは限らないわけで…

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こういった車の渋滞にまみれて苦労しているトラムも存在する.

(プラハ)

自動車のスピードを抑える

自動車にあまりスピードを出してほしくない街路では,こういう工夫がある.

ハンプと言って,わざと路面に凸凹を設けて,高速で通過するとクルマに大きな振動が生じる,なので,低速運転するようになる,というものである.

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ところが,日本ではなかなか導入されない.理由は,ガタガタとクルマがうるさいので,沿道から苦情が出やすいそうな.

じゃぁ,ここはと言うと…

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…んん?

よく見ると,タイヤが通過する部分だけハンプの部品を外してあるぞぉ.

ダメじゃん…

(プラハ)

 

巨大パンタグラフ

海外のトラムは,とかく屋根上のパンタグラフが巨大なものが多い.

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上の写真の電車など,車体の大きさとパンタグラフの大きさがほとんど同じである.

電線の高さを目一杯高くして,大型自動車などとの干渉を少なくするのが主目的だと思うが,同時に頭上の電線をなるべく気にしなくても良いようにする,という役割もありそうである.

測ったことはないが,たぶん,日本の路面電車の電線よりも高いところに電線が張られていると思う.

(写真は,プラハ)