再び徳島から高速バス

約1年半ぶりに徳島から大阪方面に高速バスに乗ろうとした.土曜日の朝8時過ぎのことである.再びバス乗り場のど真ん中にある「高速バス」と大きく書いている案内所に行って聞いてみる.

私:大阪方面に行きたいんですけど.
案:うーーーーん,今日は昼12時過ぎまで満席ですねぇ.

自由席や立ち席が存在しない以上,席が取れる便まで待つしか無いのか? いやまて,フェリー埠頭に行って和歌山までフェリーに乗った方が早く帰れるのか? とりあえずこの案内所は退散である.

大阪方面へは複数のバス会社が走っているので,別会社の便なら空いているかもしれない.ビルの1階にある高速バスのチケットカウンタに行ってみる.窓口は先ほど「いっぱいです」と言われた会社のカウンタと,別会社のカウンタが左右に並んでいる.なぜか「いっぱいです」と言われた会社のカウンタの方が人気である.

若干戦略を変えながら,列の短い方のカウンタのお姉さんにアタックである.

私:大阪方面に行きたいんですけど.舞子でもいいんですけど.
姉:えーと,9時の三宮行き(…厳密には,神戸空港行き)なら空いてますね.
私:じゃぁ,それで.

かくして「本四海峡バス」という会社の便で海を渡れた.この気分,どこかで味わった気分だなぁと思ったが,サンフランシスコで帰国便に乗り継ぎ失敗して1昼夜足止め食らったときの気分に似ていることに気づいた.

やっぱり,鉄道って楽だわ.