コンパートメント客室

ヨーロッパの鉄道に乗ると,時折であるが客室の形式がコンパートメント,つまり部屋の中にソファーのようなイスが向かい合わせという列車に遭遇する.

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入り口のドアを開けっ放しにしておけば「Welcome. Please come in !」.閉じておくと「No entry. Let me be alone.」という意味らしい.

ということで,6人席を1人で占有するのも気が引けるのでドアを開放していたが,体のデカい東洋人のいる部屋にはあまり誰も入ってこない.

列車の出発直前になって老人が一人,空いてるかいと言って入ってきて1時間ほど乗車.そして同じ駅で降りようとして,あぁ,あなたもここで降りるのかいと言われてホームでサヨウナラ.

日本では一時期,山陽新幹線にコンパートメント室があったが,気まずい空気が敬遠されたのか,いつの間にか無くなっている.

旅なので,気まずい空気もまた一興.

そんだけ.