紀勢線が電化されて毎時2本になった結果

私が小学生の頃は,地元の紀勢本線にはディーゼル列車が走っており,朝昼夕の3往復は機関車が客車を引っ張っていた.

毎時1本が基本であり,昼の2時台は列車がなく,朝夕だけ毎時2本の時間帯があった.片道20本あまり.そういうわけで,あんまり便利な交通機関ではなかったので,並行する国道には御坊-和歌山市間に概ね毎時1本程度の南海バスが,そして白浜-和歌山市間にも急行バスが走っており,総じてバスの方が便利だった.隣町へのおでかけも,国鉄とバスとが半々といった感じであった.

その後,紀勢線には1978年に電車が走るようになり,1986年から毎時2本になり,その結果,並行するバス路線はこういう状態になった.

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さらに,現在に至ってはこの4便も無くなってしまったようである.40年間の変化である.