梅田の人出の年齢層

蔓延防止だの,緊急事態だのと,結局1年前とあんまり変わらない状況なわけで,困ったもんだ.

また学校を閉める話が出ているみたいだが,教室がクラスターの発生源になっているのなら効果はあるだろうが,そうはなってないのでは?

学校関係のコロナ感染の発生は,ほとんどの場合は部活関係(特に運動部)であり,教室単位で出ている例は少なそう.的外れな場当たり的対応かも.

大学もエライ人からのお達しでまたまたオンライン授業主体に戻ってしまったが,講義室を閉めても学生が梅田の市街地に繰り出してしまっては何の意味もない.むしろ「大学は宿題をたっぷり出して,学生が繁華街に出る時間がないようにしろ」と命令した方が効果あるかも.

実際に梅田の様子を久しぶりに見たわけだが(いや,わざわざ見に行かないでね),その様子は異様であった.

人出の年齢層が異常なのである.

中高年層の姿は皆無に近いくらい少なく,ほとんどが20歳代前後の男女である.まるで,深夜の京都木屋町通り状態である(という表現については,わかる人だけわかれば良い).何じゃこりゃ.

中高年は用心して家にこもり,若者だけがまちに繰り出す.

大学を閉めると,街に繰り出したり,アルバイトの時間を増やす人が増えたというのが去年の経験なんだけどなぁ.小中学生も休校中はマクドナルドで大量に騒いでたよ.

若年層の感染者が増えたというデータがあるようだが,「若者増=学校が感染源」と判断するのはちと短絡的かも.

感染者のデータだけ見ている人は気づかないようなお話し.

写真は昼間の梅田(大阪駅)