千鳥配置

新幹線に乗ると,電光掲示には十分換気している旨のメッセージが定期的に流れる.鉄道車両が流行病の感染においてどう影響しているのかは,今のところ定かではないが,新幹線や特急列車の座席指定は自由に席を選べる状態である.北京では地下鉄が事前予約制になっているという話もあるようだ.

さて,この時期にあえて映画館に行く人は少ないと思うが,行ってみると映画館の座席指定は選べる席が千鳥配置になっていて,隣席との間隔は1つ以上空くようになるとともに,前後方向も着席位置がズレるようになっているようである.

券売機の画面見て今日はやけに客が多いなと思ったら,単に販売している座席が限定されているだけだった.販売対象外の席は売却済み扱いになっている.実際にホールに入ると,案の定ガラガラであるので,電車の中の方がよほど人口密度が高い.

大学はというと,4月下旬まで待っても現況改善するとは思えないので,大人数が密集する入学式さえ避ければ,あとはいつ始めても似たような状況だとは思うが,新年度の授業は遅延開始ということになった.

放っておけば学生は自由に着席するのが大学の授業だが,映画館と同じように千鳥配置で座席指定した方がいんだろか.それとも窓を開けっぱなしで自由に着席させた方が良いんだろうか.両方?

新幹線や特急の旅客はかなり少なくなっているようなので,この際,(複数人連れである場合を除いて)販売対象座席を千鳥配置にしてみるという手はありそうである..

※昨夜22時頃に新大阪駅で見かけた特急列車(はるか,くろしお)は,ともに乗客数が全車両合計しても10人くらいだった.在来線特急もヤバいぞ.

※ドアを開放&窓を開放という状態で行われている行政の会議があり,文字通り「公開会議」状態.傍聴席でなくても廊下で十分聞こえる.