実験を行った結果、揺れの強さが400gal(ガル)の時に模型が倒れました。本研究室では、模型実験により実現象を再現し地震動が橋梁にあたえる影響について検討します。
数値解析では、現象をモデルで表現しコンピューターを用いて解くことでその現象の再現や予測を行うことが出来ます。例えば、高さが20mの橋梁が地震で揺れるような現象を模型実験で再現しようとすると、実際にそのサイズの模型を作って振動させることが理想ですが、様々な面でとても厳しいのが現状です。そこで、プログラミング言語を用いた数値解析や汎用ソフトを用いた数値解析があります。本研究室では、両者を用いて数値解析を行うことで模型実験を再現し、実際の橋梁の応答を予測する試みを行っています。図※1,2)は汎用ソフトを用いて解析モデルを表示させた例です。
※1)解析ソフト「橋脚の設計 Ver.12」(平成24年度道路橋示方書対応) 株式会社フォーラムエイト
※2)解析ソフト「Engineer's Studio Ver.4」 株式会社フォーラムエイト
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